介護しやすい家ってどんな家?

住宅事業部の渡邊です。

お盆も過ぎて、少しづつ過ごしやすい日が増えてきましたね!

 

私事ですが、実は家族に介護が必要になり

しばらくお休みを頂き、先週やっと復帰致しました😊

 

リノベーションのお打合せでは必ずと言っていいほど、

気にされるのが、介護が必要になった場合の事…。

そこで今回は私が実際に介助する時に感じた家の事をご紹介いたします。

※介護が必要な度合いや状況によって変わってくるので、あくまで私の感想としてご紹介いたします。

 

介護を行う部屋は車が停めれる所から近く、玄関の近く又は掃き出し窓があるといいというのはよく聞きますよね!

 

出入りに玄関を使用する場合、直線で部屋に入ることができればいいのですが、そうでない場合はホールの部分は広く残しておいた方がストレッチャーや車いすが旋回しやすいです。

 

あと、近くにあったら便利だなと思ったのは、洗面台です。

ヘルパーさんや訪問看護・介護を利用する場合、

おむつの交換やタオルで体を拭いたりするのにお湯を使用したりするので、

介助者はもちろん、看護師さんやヘルパーさんも頻繁に洗面台を使用します。

 

介護をしているときは、部屋を片付ける余裕もないこともあるので、

脱衣室の中にあるよりは、単独の方がよりいい様に思いました。

お互いに気を使わなくて済みますしね!

 

また、部屋の大きさは6畳から8帖程度。

介護用のベット🛏は周りを回遊できるのが理想で、

おむつやおしりふき、テッシュやビニール袋など細々したものも必要になるので、

棚や大きめのゴミ箱が置けるスペースも必要になりましたよ!

 

後は、匂いが気になる事も多く窓を開けて換気をすることが頻繁にありました。

道沿いや隣家が近い場合に介護の様子が丸見えになる事もあるので、

気になる方もいらっしゃるかもしれません。

リノベやリフォームをする場合は窓の配置や高さを調整するのもいいかもしれません。

※換気扇もあると便利ですが、トイレなどの後は短時間でも窓をあけることになると思います…。

 

あと意外と介護の時は家のお風呂は使用しないのだなと思いました。

もちろん、介護予防のためには配置や断熱、段差をなくすなどは考慮した方がいいと思いますが、

いざ介護が必要になったらお風呂は介護保険を利用して施設で行うことが多い様です。

 

我が家の場合は要介護5のほとんど寝たきりの状態だったのですが、

ストレッチャーのまま施設に行き、お風呂に入っていました🛀

 

私の場合もそうですが、介護って意外と突然やってくるものなのだなと…😥

いざという時に備えて、少しづつ準備をしておくのもいいかもしれませんね!

 

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