一宮市の介護施設で非常用電源設備工事

現在、一宮市内の介護施設にて停電対策に「非常用電源設備工事」をさせて頂いています。

昨年秋に北海道での大停電「ブラックアウト」は、介護施設関係者には非常に大きな問題として受け止められている方が少なくありません。

お年寄りを預かっていらっしゃる施設様としては、安心・安全であることは非常に大切な事です。

そんな中、非常用電源工事をして頂くことになり、工事が着々と進んでいます。

 

道路工事の現場などで見かけることがある発電機とよく似ています。

この発電機には、120Lの軽油を入れられて、もしもの停電時に自動で電気を起こしてくれます。

しかし、この施設は非常に大きな建物で、たくさんのお年寄りの方々が利用されているため、800Lの補助タンクも同時に設置し、非常時に備えます。

  

約1.3tもある発電機を建物わきの遠くまで据え付けるためには大きなレッカーを利用する作業となりました。

地上に発電機と補助タンクを設置し、屋上にあるキュービクルにつないでいきます。

この4階建ての施設では、非常時に1階2階の食堂など共用部に集まって頂くためにどれだけの電気が必要なのかを計算し、提案させて頂きました。

①エレベーターを動かす事ができ、個室から共用部などに移動できる。

②照明がつき、安心して頂ける。

③エアコンが動き不快になりすぎないこと。

この3点にこたえる事が出来る発電設備を検討、選定しシステムを組みました。

1階2階の共用部のエアコンがGHP(ガス利用)であることから、うまく計画を立てる事が出来ました。

残りは、発電した電気を建物内で利用できるように、キュービクルにつないでいく工事となります。

完成は、今月中旬予定になります。

 

非常用電源工事などに興味のある、介護施設関係者様、薬局様、ガソリンスタンド様などいらっしゃればぜひご連絡お待ちしています。